本場大島紬技術専門学校で入校式が行われました
2026/7/9〜7/10
一般財団法人きものの森が支援する本場大島紬の後継者育成事業において、2026年度の入校式が7月9日(木)に奄美大島、7月10日(金)に鹿児島市で行われました。
今年度は、奄美大島校4名、鹿児島校3名、計7名の新入生を迎えました。新入生はこれから本場大島紬の織工を目指し、専門的な技術の習得に取り組みます。


本場大島紬を取り巻く現状と課題
本場大島紬は、糸の準備から染色、製織まで、30~40もの工程を経てつくられる伝統的な絹織物です。それぞれの工程を専門の職人が担う分業によって生産されており、なかでも織工には、経験を積み重ねながら培われる高度な技術が求められます。
一方で、産地では織工の高齢化や後継者不足が進んでいます。企業単位で織工を育成することも難しいことから、産地全体で次代の担い手を育てる仕組みづくりが必要とされてきました。
後継者育成に向けた取り組み
こうした状況を受け、一般財団法人きものの森は、産地の生産基盤を未来へつなぐため、産地組合や行政と協議を重ね、本場大島紬の後継者育成事業を推進してきました。
その取り組みの一つとして、2018年7月、鹿児島と奄美に織工を育成する教育機関を開校しました。現在、各校で織工の育成が行われており、一般財団法人きものの森は指導者の雇用などを支援しています。
産地の未来を支える、織工の育成
今回入校した7名は、これから日々の学びと実践を重ね、本場大島紬の技術を受け継ぐ織工を目指します。
一般財団法人きものの森は、これからも産地やつくり手とともに、次代を担う人材の育成を支援し、日本の織・染め・縫製・加工など、きものを支える技術と生産基盤を次世代へつなぐ活動に取り組んでまいります。

当法人では今後も引き続き、日本各地のものづくりに関わる皆さまが各自連携し、技術の伝承、向上を図るための繋がる場をつくっていきます。
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